ブログ

なぜ公式の意味を理解する必要があるのか

毎年この時期、中3生が2次関数の変化の割合を求める公式”a(x2+x1)”を学校で教えてもらって使うようになります。
公式を教えてもらうのはいいのですが、その意味を分からないまま使っている生徒がいることが気になります。
高校生になってから一般的な2次関数に対してもその式を使いそうで心配です。

つい先日は高校生が数列の特性方程式の使い方を間違っていました。
特性方程式を使ってよい数列といけない数列があります。
・特性方程式で漸化式が解けるのはなぜか?
・なぜ今回の漸化式では特性方程式が使えないのか?
・ではどうすればいいのか?
について説明しました。

算数から高校数学まで、さらには理科においても、
公式が出てきた時に、なぜその式になるのかを理解し導出できるようにしておくことは以下の点で大切です。
・どんな問題に対してその公式を使えばいいのか分かる。
 (逆に言えばどんな場合に使ってはいけないのか分かる←むしろこっちの方が大事)
・公式と公式の関係が分かる。このことで、公式を間違えたり忘れたりしなくなる。
・その単元の理解が深まる。

「公式なんて覚えて使えればいいでしょ?」
と言わず、一旦立ち止まって公式と向き合ってみましょう。

セルモ つくば本部教室
https://selmo-tsukuba.com/


〒305-0051
茨城県つくば市二の宮1-24-8 パルシャスつくばI 102号室
TEL:029-875-4855