理解することを諦めない
前回の「久しぶりの学力チェック」に関する追記です。
既に社会人になっている娘からは、「何で高校でやったこと今でも覚えてるの?」と言われたり、
知り合いからは「私はもう忘れていて子供に教えられません」と言われたりします。
私からすると『意外と多くの人は学校で学んだことを忘れてしまうんだなあ』と思うのですが、
振り返ってみると、当時の勉強の取り組み方として、「覚えよう」としたことは殆どなく、
「理解しよう」としていたことが良かったような気がします。
暗記したことはやがて忘れますが、理解したことはなかなか忘れないものだと思います。
「考えずに覚えてしまえばいい」と言う人がいます。
もしかしたら受験はそれで切り抜けられるのかもしれませんが、
やがて忘れてしまうのでは意味が無いように思います。
今やっている勉強が後になって意味を持つためにも
「理解することを諦めない」
というのが私の基本的な考えです。