これまで十年以上小中高生を指導してきて、生徒を指導する上で最も大切なことについて思うことがあります。

指導者にどの程度の学力があるのか、もっと言えば学歴がどうなのかということは大切なことの一つだと思います。
保護者の方々も多少なりとも気にされるのではないでしょうか。

ですがもっと大切なことは、生徒が何をどこまで分かっているかを的確に知り、
指導の際にその生徒が何から学習を始めれば学習を軌道に乗せられるか示せることだと思います。
特に勉強で苦戦している生徒にとっては尚更です。
場合によっては前の学年の内容の理解から必要になる場合もあります。

当教室では最初に学校のテストを見せてもらいながら生徒にも幾つか質問し、生徒の学習状況を掴むようにしています。
各教科、どの学年のどのタイミングで何を学ぶかということは全て頭に入っているので、
その生徒がどの辺りから躓いているかはほぼ特定できます。
躓いている箇所に遡って出来るようにすることで、今学校で学んでいることが分かってきます。

そのように、生徒に合わせた進め方が出来るのも個別指導の良い点だと思います。