よくある計算間違い3選
これまで14年塾をやってきて思う、小中学生が陥るよくある計算間違い3選です。
・8-4+2=2
4+2を先に計算して8から引いています。
足し算と引き算だけが混ざっている場合、左から順に計算するのが基本で、正しくは8-4+2=6となります。
左から計算せず工夫して計算する方法もありますが、慣れるまでは左から計算するのが確実です。
6÷2×3のような掛け算と割り算だけが混ざった計算も同様です。
・-(-4)2+4 = 16 + 4 = 20
-(-4) =+4 としてから2乗の計算をしています。
算数で+、-よりも×、÷を先に計算すると習いますが、×、÷よりも先に計算するのが累乗(2乗や3乗など)です。
-(-4)を先に+4としてしまうことは、2乗の計算より先にー1×(ー4)の計算をしていることになります。
正しくは-(-4)2+4 = -16 + 4 =-12となります。
・4x + y = 2x + y
6 3
4と6を約分しています。分子が足し算や引き算になっている場合、約分は同時に約分し
なければなりません(従ってこの場合は約分できない)。
間違った時に基本的なルールを勘違いしていないか確認し、
勘違いしているとすれば同じ間違いをしないよう直ぐに理解を修正しましょう。