問題集の選び方
前回は問題集の進め方について書きましたが、今回は問題集の選び方です。
「どんな人にとってもよい問題集」というのはありません。
ある人にとっては易し過ぎるかもしれませんし、ある人にとっては難しすぎるかもしれません。
「〇〇高校(または〇〇大学)に合格するためにはこの問題集が出来るようにならなきゃいけないよ。」と言われても、
その問題集が現時点で自分のレベルに合っていなければやってはいけないのです。
その感覚は自転車のギアで例えることができそうです。
易しすぎる問題集をやるのは、ギアを軽くして走るようなものです。楽ですがなかなか進みません。
逆に難しすぎる問題集をやるのは、ギアを重くして走るようなものです。しんどいだけでこれもなかなか進みません。
自分の脚力や道の傾斜に合わせて適切なギアがありますよね。
ではその人にとって適切なレベルの問題集を選ぶ目安は何でしょうか。
これまで経験で言うと、参考書や教科書を調べるのアリで5-8割できる程度だと思います。
この範囲から外れるような問題集は本人にとって非効率です。
自分のレベルに合った問題集を選び、それを2,3周やることできちんと力がついていくはずです。
自分でよく分からない人は、自分の学力を分かっている人に選んでもらいましょう。