棋士の女性枠について
白玲戦の女流最高優勝記録を5期達成すると、棋士になる権利が得られるという話があるようです。
その話し合いの中で、藤井名人が「棋力の担保はとれているのでしょうか?」と質問したことが話題になっています。
これを知って、私は大学の理工系学部における「女子枠」を思い出しました。
単に女性比率を高めることが目的となっているケースが多く、男子受験生からすると不公平感が大きいと感じます。
もし、「学力の担保はとれているのですか?」と問われたら、そうではないと答えるしかありません。
男女差別は避けるべきですが、能力に明らかな差がある場合は、男女比率に偏りがあった方が自然でしょう。
形だけ女性を多くするのではなく、そこを目指す人を増やすことが、本来の姿だと思います。