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知らないことをネットで調べるリスク

勉強するときに、分からないことを辞書や参考書を使わず、ネットで調べる人が増えているように思います。
しかし、ネット上の情報は玉石混交であるため、その情報が正しいかどうかを自分で判断するのは簡単ではありません。

「調べること自体は有効」ですが、その情報をどう扱うかがとても重要です。
そこで今回は、ネットで調べる際に気をつけるべきポイントをいくつか紹介します。

・情報源の信頼性を確認する
大学や政府機関、教育機関の公式サイト(例:○○大学、文部科学省、NHKなど)は信頼性が高い情報源です。
一方で、個人のブログや匿名掲示板などは、誤った情報が含まれている可能性もあります。

・複数の情報を比較する
1つのサイトの情報だけを鵜呑みにせず、同じ内容が他の信頼できるサイトにも書かれているかを確認しましょう。
複数の情報源で一致している内容は、信頼性が高い傾向にあります。

・出典や根拠が明示されているか
「なぜそう言えるのか」「どのような根拠があるのか」が示されている情報は、信頼しやすいです。
参考文献や統計データなどが示されていれば、なお安心です。

・情報が最新のものであるか
特に科学や歴史などの分野では、新しい発見や研究によって以前の情報が更新されることがあります。
日付や更新履歴も確認するようにしましょう。

では実際にはどうすればいいでしょう。
ネットの情報は、理解のきっかけや補足として活用し、最終的には教科書や信頼できる参考書で確認するのが理想です。
わからないことがあれば、先生や信頼できる人に直接質問することも大切な手段です。

セルモ つくば本部教室
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