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国語力を伸ばすには

国語力が大切であることに異論のある方はほとんどいないと思います。
国語力はすべての学習の基礎であり、国語以外の教科の成績にも影響を与えます。

「国語力を上げるには読書をすればよい」という話をよく耳にします。
しかし一方で、「うちの子は本をたくさん読むのに、国語の点数が悪くて……」という話も時々聞きます。

それでは、国語力を上げるにはどうすればよいのでしょうか。

国語力には論理的思考力が求められます。
これは、言葉を使って物事や事実を理解し、自分なりの解釈を論理の飛躍なく加える力です。

論理的思考力を伸ばすためには、論説文を読むことが一つの方法です。
論説文は論理に従って書かれており、その論理を追う力が必要だからです。
先述の「本をたくさん読む子」が読んでいるのは、小説や物語が多いようです。
小説や物語を読むことで身につくのは、語彙力や表現技法、登場人物の心情を想像する力です。
しかし、小説や物語では語彙力の向上も限定的なものにとどまることが多いでしょう。

とはいえ、小説や物語を読んではいけないと言っているわけではありません。
ただ、それらによる国語力への効果は限定的である、ということです。

国語の成績を向上させるための読書の仕方は、自分の解釈や想像をできるだけ排除し、
書かれている内容を正確に理解する力を養うことにあります。
そして、書かれている内容を正確に理解するためには、語彙力、教養、思考力が不可欠です。

このことから、国語力を向上させるためには、以下の点を意識することが重要です。

■ 家庭内の会話を意識する

1.言葉遣い
 「ヤバい」などの流行語は避け、辞書にも載っている適切な言葉遣いを心がけましょう。
 もし子どもがそのような言葉を使った場合、「どういう意味?」と聞き返すのも一つの方法です。

2.論理的な会話
 一緒にテレビを見ている際に、ニュースについて親子で話し合う機会を持つのは効果的です。
 私が学生時代に所属していた研究室の先生は、ご夫婦で東大教授を務めており、
 そのお嬢様三人も東大に進学されました。
 「どのような家庭教育をされていたのですか?」と尋ねた際に、
 日常的にニュースについて意見を交わしていたとおっしゃっていました。

■ 読んでいる文章中に知らない言葉が出てきたら調べる

 日本語は漢字が多用されるため、字面だけで何となく意味を理解した気になりがちです。
 しかし、論理的に文章を読むためには、言葉の意味を正確に理解することが重要です。
 知らない言葉を曖昧にせず、しっかり調べる習慣をつけましょう。

■ 文章の要旨を意識する

 ただ漫然と読んでいても、文章の要旨をつかむことはできません。
 「筆者は要するに何を言いたいのか?」を意識しながら読み、それを自分の言葉で表現してみましょう。
 当教室でも、新聞の社説の要約に取り組んでいた生徒が何人かいます。

■ 伝えるべき内容を正しく表現する

 文章を正しく理解できても、それを適切に表現できなければ、成績には結びつきません。
 内容を正確かつ端的に表現する力を養うために、作文のトレーニングも必要です。

以上、国語力を向上させたいと考えている方々の参考になれば幸いです。

セルモ つくば本部教室
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