模試で学力向上
開校以来、教室で実施する模試は業者へ発送すると共に即日添削し、
翌日以降の最初の授業で返却して宿題で直しをお願いしています。
そして次の授業までに直しを終わらせてもらい、直した答えを私が全て確認した上で解答を渡しています。
試験は時間を拘束される上、集中を強いられるので辛いはずです。
ですから試験を受けるからには、それ相応の見返りが必要です。
模試はその時点での学力を知るという意味がありますが、
私はむしろ学力向上に役立てる役割の方が大きいように思います。
試験を受けた時点では、「できる問題」と「できない問題」を仕分けしているに過ぎません。
「できない問題」を「できる問題」にすることこそが勉強です。
せっかく仕分け作業を行ったのに、それを活用しない理由はありません。
しかも問題の記憶が残っているうちがベストです。
業者の採点が戻ってくる頃にはどのように考えて答えを出したか忘れていると思います。
模試の復習と言っても、間違えた問題の正しい答えをもう一度考えたり調べたりするだけのやり方から、
以前ブログにも書いたようにその問題を起点にして「面でおさえる」やり方まで様々です。
具体的なやり方が分からなければ、復習例を参考に見てもらいます。
学力を上げたいと思うなら、受験生はもちろん受験生でない生徒も模試を学力向上のために活用すべきです。