神戸市は、再来年度から公立中学校の部活動を終了し、
地域のスポーツ団体などによるクラブ活動に移行することを決めたそうです。
部活の全面的な移行は全国で初めての試みです。

この神戸市の取り組みに対して私は大賛成です。
以前から教員の長時間労働は改善すべきだと思っていました。
特に最近は「教職はブラック」というイメージが定着し、教員選考倍率が低下してきています。
教員には時間にゆとりのある中で、学習指導にあたってもらいたいと思います。

神戸市の様な取り組みが各地で進み、教職に就きたい人が増え、
結果的に公立中学校の教育の質が上がることを願っています。

部活や生活指導なども教育の一部ではあると思いますが、
今の学校は学習以外のあらゆる教育を抱えすぎているように思います。
学校が何を教育し、何を教育しないのか。
一旦整理し、学校を「再定義」する時期に来ているように思います。