モチベーションに左右されない自制心
日本ラグビー日本代表の稲垣啓太選手のインタビューが印象的でした。
「メンタル面はどのように維持しているのか」
という質問に対して、稲垣選手はこう答えます。
「よく聞かれるのが『モチベーションはどうやって維持しているのか』ということです。
私はモチベーションはあまり関係ないと思っています。モチベーションは日々変動します。
私はそれより自制心を大事にしています。
自分はこれをやらなきゃいけない、自分にとって必要だ、だからやらなきゃいけない。
それが当たり前になってくると、モチベーションは関係なくなります。」
世界レベルの身体能力と精神状態を維持するだけでなく、
それをさらに向上させるというのは並大抵のことではないと思います。
そのために毎日厳しい練習を繰り返すことができるのは、その気持ちの持ち方だったのだと思います。
勉強にも同じことが言えるのではないかと思います。
「今日はやる気が起きないから勉強しない。」
「今日は雨が降ってるから、風が強いから自習に行かない。」
そういったモチベーションに左右される気持ちを上回る自制心を持ちたいものです。