中高生はスマホとどう付き合うべきか?
多くの中学生、そしてほとんどの高校生はスマホを所持しています。
特に高校では部活の連絡はLINEを通じて行われることが多いようで、
今や高校生にとって必需品ともいえるかもしれません。
しかしスマホは勉強への集中を削ぐ大きな障害物です。
スマホが視界に入るだけで10%、画面を見てしまうだけで40%も集中力が落ち、
落ちた集中力を取り戻すのに約40分もの時間を要するという実験結果も発表されています。
また、夜9時以降にスマホを触る習慣のある人は、そうでない人に比べて睡眠の質が低くなり、
翌日の集中力も低下するとも言われています。
調べものをするのにスマホを使うメリットもあると思いますが、
使用状況から考えて、ほとんどの生徒にとってデメリットの方が大きいように感じます。
これまでスマホを私に常時預けることにした受験生が何人かいます。
基本的に授業が無い日でも自習しに教室に来て、まず私からスマホを返してもらい
返信しなければならないメールだけ返信してまた私に戻すようにしていました。この間約5分以内です。
ただし、親から強制されるのではなく自分からそうしたいという生徒に限定しています。
自分が達成したい夢や目標がスマホに阻害されていないか、よく考えて判断してもらいたいと思います。