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勉強の臨界点を超えて行け!

近隣の高校3年生は学校で最後の共通テスト模試が終わったようです。

当教室で英語精読を今年3月から受講している生徒が、
「英語(100点満点中)90点以上取れました!」と報告してくれました。
精読を始める前(約10か月前)は32点だったので、大幅な躍進です。
さらに嬉しいのは、「出題意図が見えて、確信を持って解けました」とのことでした。
私の受験生時代の域に達してきたように思います。

何となく答えた正解と、出題意図も理解した上での正解はマーク式(選択式)試験では区別されません。
しかし、出題意図が分かるくらい文章を掌握できるようになると記述試験で大きな差が出ます。
記述試験では他人になぜこう考えるのか説明できるくらい分かっていないと採点者に見透かされます。
ですから、高得点が取れたことだけでなく理解度が飛躍的に高まったことが嬉しいのです。

この生徒は英文を何となくしか読めていなかったのですが、1年以上かけてじっくり文法の学習を進め、
その後長文の読み方を指導することによって文法の知識をどうやって読解に生かすかを学んでもらいました。
その生徒の努力が実を結んできたように思います。
私は小手先のことは教えません。大学受験の後も使える正しい読み方を指導しているだけです。
しかしそうすると点を取れるようになるということは、
大学もそういう読み方ができる生徒を望んでいるということだと思います。

どの教科にも言えることですが、理解が臨界点(様々な知識が有機的に結びついた状態)
に達すると飛躍的に成績が上がります。
そのためには知識を入れるのと同時に知識と知識を結びつけ理解する努力を惜しまないことが大切です。

セルモ つくば本部教室
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