入試で必要な「修正力」
ある高3生から数学の質問がありました。
「答えがおかしいので、どこで間違えたのか見てほしい」というものです。
答案の計算式は約30行にわたります。
こちらで間違いを見つけることもできますが、実際の二次試験では自分で誤りを見つけなければなりません。
しかも時間が限られているので、できるだけ早く、効率よく見つける必要があります。
そこで、こういった場合の見直しの基本的な手順や、注意すべきポイントを伝えたところ、
無事に間違いを見つけて正しい答えを導くことができました。
二次試験の数学では、完答ひとつが大きな点数の差につながります。
問題を解く力はもちろん大切ですが、どんな人でも間違えることがあります。
試験中に自ら違和感に気づき、効率よく修正する力は、入試では欠かせない力です。
