今年の共通テストについて
2024年度の共通テストが終わりました。
共通テストの英語リーディングが難化したと騒がれています。
特に語数が前年より400語増えたことが要因のようです。
ただでさえ時間がタイトな英語リーディングですが、
今年は語数がさらに増えて最後まで解ききれなかった受験生が多かったのではないでしょうか。
本来、大学入試は
「大学入学後の学問修得や研究が無理なく行えるかどうかの判定試験」であるべきだと思いますが、
共通テストはそうではなく、言わば「短時間処理能力テスト」になっています。
見直す時間もほぼありません。
解法テクニックに長けていないと解き切れないように思います。
共通テストのスローガンは「思考力」だったのではないでしょうか。
私からすると、難化というより悪化だと思います。
丁寧に英語を読もうとしている受験生のことを考えて欲しいと思います。
センター試験までは納得感のある試験でしたが、
以前のブログにも書いたように、共通テストから出題の仕方がおかしくなっているように感じます。
当教室では私立入試、国公立二次試験に向け、引き続き速く正確に英語長文を読む指導を行っていきます。